9/27課題②

10年後の法人の姿

その他(人口50万~100万人)

・自法人には私が所属している広峰保育園と、2年前に開園した高浜コスモスこども園の2つの幼保連携型認定こども園がある。姫路市保育協会の調査によれば、5年後の高浜校区はまだ100%子どもが減少しない地区とされているが、広峰校区は73%まで減少すると予想されている。広峰校区で5年後に27%減ということは、10年後には50%以上減ということが考えられる。
現在、広峰保育園は175名定員に対して、188名の園児が通っている。単純計算して5年後には137名、10年後には94名となる。地域の情報を把握しながら定員を少しずつ減らし、10年後でも100名定員以上で運営できる園にしていきたい。また、高浜コスモスこども園は高浜校区だけでなく、姫路駅や神戸方面に出やすい地域でもあるため、選んでもらえる園であり続け、できるだけ定員を減らさずとも運営できるようにしたい。法人内で、お互いの園が安定し、持続可能な園であり続けられるよう人材の移動をしながら、もうそこまでやってきている少子化に立ち向かいたいと考えている。

その他(人口10万~50万人)

・現状と同じではないだろうと考える。運営規模や現在の地域から他地域への展開も含めた在り方が問われる法人になり、地域にもよるが当法人の地域においては、一法人一施設での運営は厳しいと考える。だからこそ、5年後には地域が、10年後どうなるかをよく見通していかなければならない。

・10年と言うと、私が今の園に来てからちょうど今年で10年目になる。10年前と今を比較してみると、色々な事が変わっている。
まず変化したのは、保育指針、当園の保育の方法、働く職員、様々な事がICT化、学童の開設、介護事業撤退、子どもの数やとりまく環境などなど。もちろん変化していないこともある。法人の理念、方針、園の方針、園舎、園長、事業内容などは変わっていない。すぐに思い浮かんだのはこんなところだ。
では10年後はどうか?と聞かれると、おそらく同じようなことが変化を続けていき、変化しないものは(一定期間で転機はあるものの)変化しないままではないかと思う。ただ、ずっと変化せずにここまできた園長の交替という転機が5年以内に発生する。10年後は2034年である。私も少しは貫禄が出ていてくれるのだろうか。全くわからないが、未来に備え、「自分がどんな園にしたいか」「園が何を目指すか」を私の言葉で考え、言語化したい。
・介護事業に代わる何か新事業を見つけたい。
・周囲がついていきたいと思える人間になれるように成長したい。
・これらが実現できている10年後でありたいと思う。

その他(人口10万人未満)

・まだまだ人口減少が目に見えて現れていない地域であるが、学区毎の保育施設は淘汰されていくと思う。選ばれる法人を目指したい。

消滅可能性(人口3万人未満)

・多角経営:当法人は特養とショートステイも行っているため、そちらでは貯蓄できる見通しであるが、子ども関係の仕事だけで赤字を補うのは不十分。とにかく新しい事業を始め、攻めの経営をしていく。誰かが「社福でも世は収益事業です!」と話していた。その通りだと思う。

コメント