10年後の地元(市町村、学区など任意)の姿
その他(人口10万~50万人)
・子どもがいる地域といない地域がはっきりするだろう。また、小学校の統合が急激に進み、地域に学校がなくなると考える。保育同様に地域に保育・教育は残していかなければならないが、それがこども園・保育園・学校にはならないと考える。
その他(人口10万人未満)
・境町は人口2万4千人程度の小さな町だ。自動運転バスの通常運行や町づくり計画、子育て支援の強化や発信により、ここ数年は転入者が増えている。町政報告によれば、10年後の人口は横這いから微増が見込まれている。就学前の子どもに関しては、5年後くらいまでは増加の見込みだが、その後は徐々に減っていくと思われる。新入園児が減り、定員規模を減らすか検討する頃には小学校以上との連携や地域における拠点としての機能が求められてくるだろう。法人としては、その状態になってからではなく、今のうちから地域や学校との連携を強化していきたい。そのためにも、保育以外のイベントについて積極的に発信する必要があると考えている。
鉄道などの交通インフラが整備されることはないと思うが、それを承知で住み続けているのであまり影響はないだろう。町としての広報はうまくいっていると思うので、何かのきっかけで境町を訪れた人に法人や園をアピールする方法(休日のマルシェなど)を検討して実行していきたい。
・水戸に隣接してるため、町全体では急速な人口減少は考えにくい。しかし、地区によっては過疎化が進み、学校が合併になったりもしている。
ブラックホール型(人口20万人以上)
・土地の価格が上昇し続けているので、ファミリー層が減少。
・利用子どもの減少があり、特に第2子の誕生で転園が起こる。
・単身世帯、DINKSが増加し利用者が増えない。
・学校の統廃合が進む。
消滅可能性(人口3万人未満)
・学区は一つになる。令和6年度現在、実際に一つにする計画が出ている。
市町村は、にかほ市の密度の高い地域にさらに集中する。当市は「TDK」という大企業があるので人口が0にはならないものの、限界集落はさらに高齢化が進み、一つの旧町村区に2、3世帯を残すのみとなる予想。
《何もしない自然現象のみの場合の想定》
・移住者が増え、事実上横ばいの児童数で推移する。
・外国人学校ができる話もあるので、そこが機能すれば地域に多国籍児童が増える可能性もある(学区は一つになる)
《5年後》
・5年後でも1学区が実現するかもしれない。市町村としては、人口2万人を切っているため一万7.8千人ほどで推移するが、そのうち子どもの割合は非常に少なく、にかほ市の中心部に集中する。市町村の財政はある程度ハードを減らさなければ悪化する。5年で労働人口はそこまで変化しないので市の税収入は大きくは変化しないだろう。微減する程度だと思われる(倒産したり、後継がいない中小企業(商店等含む)が有るため)。
ちなみに今の市長には、2万人を切っている人口に対してどう施策を打ち出すか、まさに「今」が勝負だという話をしている。この2万人という人口は全国でもベースとなるケースなので、ここから打ち出す施策こそ、移住増につながったり、地域活性につながるケースが全国的に多い。逆に、意味のない施策に市税を投入してしまうと、1万人の人口数を割り込むのは簡単だ。ただ、市はハードを新しく作るのは嫌うため、既存の施設を有効活用する事が主となるだろう。
私の個人の意見としては、地面が安く近くに空路と海路があるため、企業誘致に金をかけて「仕事」を増やす事で循環が良くなるのではないかと思う。
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