5/8振り返り課題

5/8当日のやりとりへの感想・提案

【全保協「報告書」】について

・「保育と計画の分業化」について、分業を肯定的に捉えるものと、否定的に捉えるコメントがあった。私は後者の意見だが、新しい制度や変化を遂げる保育の世界において、仕事の内容についても見直しを図る必要はあると感じる。仕事のシェアリングや他業種との連携についてのコメントもあったが、少ない人材で福祉の現場を回すという課題のヒントに繋がるのではないかと思う。
「社会福祉連携推進法人」「多機能化」「複合施設」等いろいろなキーワードについてコメントも参考にしつつ、自園はどのように変化を遂げていけるか考えていきたい。

・令和になって特にコロナ前とコロナ後の数年の間に子どもを取り巻く状況は大きく変わった。その中で出生率の大幅な減少(当然のことだが) これに対応するブレーン(脳)は政府の政策なのか、それとも委託されている法人なのか考えさせられた。

・地域によって問題課題が全く違うんだなとメンバーの皆さんのコメントを読んで感じた。また、そうした状況にも皆さんが国任せ、行政任せにせずにやりきるという思いに強く共感した。施設を通したこれからの保育・教育の在り方を考えていきたい。

・「多機能化」「地域での子育て支援」「地域社会のために欠かせない社会資源」というキーワードが多く、とても印象に残っている。地域によって実情は異なるが、人口減の先を考えると辿りつく方向は同じようになるものなのだと感じた。他業種でアライアンスを組むだけでなく、社会資源として可能な限り貢献するために何ができるかを模索し、試しながら、町内で波及していこうと思った。

・「働き方改革」1日8時間、週40時間労働に対して保育園開園時間が週6日72時間であり、圧倒的マンパワーがないと行えない事業にもかかわらず、社会的地位が低く、責任の重さに公定価格が見合ったっていない。このように考えている運営者は多くいるのだと感じた。

・働き方と開所時間の問題やそもそもの公定価格の低さだったりと、一法人でどうこうできるものではないかもしれないが、問題意識を持って行動していく事が大切だと感じた。

・色々な意見があり、地域差や規模の違いによって課題も大きく違う事がよく分かった。共感する所、まだ知識不足でよくわからない所、そんな風な考え方もあるのかとハッとする事もあり、多角的に物事を見られてとても勉強になった。色々自園でも改めて考えていきたいと思うヒントがたくさんあった。

・人口減少における入所児童数と職員数に関する記述が多く、同様に「多機能化」や「複合型施設」といった言葉が出てきていた。このことから、人員不足の中でも子どもたちにできることを模索されているという印象を持った。地域によって問題に直面する時期は異なるかと思うが、この流れは日本全国で発生するものだと予想されるため、今のうちからできることを実施しておこうと考えるきっかけになった。

・どちらを読んでも共感や納得はあるものの、何事も勉強中の私にとっては、疑問に思ったり提言が不十分だと感じるところまで深く読み解くことが難しかった。参加者の皆さんは本当に深く読み解かれていて、そのコメントを読むだけでとても勉強になった。勉強をするとともに、物事に対してもっと深く考えるよう努めなければと強く感じた。

・人口減少地域に限らず、保育人材の確保や職員の働き方、処遇改善等は保育全体の課題なのだと改めて感じた。また、社会に対しての保育の「見える化」は非常に難しいことだと思った。次代を担う子どもたちを育む施設として、保育施設に求められる役割は今後もますます大きくなってくると思う。「多機能化」「地域づくり」「様々な運営方法」など参考になるキーワードがたくさんあったが、人口減少もいずれは来るものだと念頭に置きながら、今来ている子どもたち・保護者、地域に対してできることを精一杯やっていきたいと思った。

・参加メンバーのコメントを読み、「うんうん」と共感する内容や、この部分は自分は勉強不足だなと考えながら意見を読ませていただいた。様々な方向からの考え方があり、大変勉強になった。
「保育園も教育をしている」「価値」「地域に欠かせない園」「発信」「職員の育成」等のキーワードも、私自身が気になっていたところだ。このキーワードについて書かれている文を読みながら、公開保育や園内研修と、子どもたちの育ちのためにと努力している園の保育の価値を地域や保護者に知ってもらいたい!!と熱く思った。
また、これを十分に発信しきれていない当園の、現状を変えていく必要もあると反省したところである。

・1法人1施設での運営が全国的に多い中、地域にないもの、必要とされている分野を見つけ、法人内に取り入れていく柔軟性が必要だと感じた。

・多くの塾参加者が施設の多機能化の必要性を感じていることがわかった。地域に必要とされる施設として生き残るためにも、これからの時代や地域のニーズに合った今までにない新たな機能をこの塾を通し考えていきたい。
保育の情報発信はまだまだ不十分だという意見が多くあり、私たちの取り組みを社会に伝えることの難しさを感じた。私の地域では利用者の園選びの条件は、施設の立地が一番重要視されているように感じる。改めて、「遊びを通した学びの大切さ」と「保育者の専門性」を発信し、施設や保育者が世間から相応の評価を得ることができるように努めたい。

・現在の制度設計では経営が厳しくなるのが分かっているため、それに対する前向きな改善策の提示や考え方を主張しており、中には今回の参考資料だけでなく自分で調べて専門的な意見を述べている事例もあり、その姿勢も含め勉強になった。また、全体的に現状に対する不満というよりかは、現在の制度設計の中でどう生き残っていくかを皆さん考えている印象があり、現状にただ不平不満を言っている私と違って前向きで、発想の転換となった。経営の厳しさやそれに関する公定価格や配置基準のあり方について述べられている方もいるが、その公定価格の参照(基準?)となる人件費について、園長給与の基準について提言が一つもなかったことに対して私は現在異議があり、皆さんの意見を聞きながら提言を行っていく方法を模索したい。

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